
再生医療
最先端のペット医療
当院ではJ-ARMと提携しながら、2014年2月1日より再生医療(細胞医療)を行っています。
飼い主様の多様なニーズに応え、動物の生活の質(QOL)の一層の向上を目指します。
再生医療とは?

動物自身の細胞や血液を利用し、損傷した組織の修復や炎症の抑制を促す治療法です。
自分自身の細胞を使うため、拒絶反応などの副作用が出にくいと言われています。
ヒト医療では厚生労働省の先進医療に認定されており、獣医医療でも研究が始まっています。
当院では再生医療として、脂肪幹細胞療法とPRP療法(多血小板血漿療法)の2つに取り組んでいます。
脂肪肝細胞療法
動物自身の脂肪組織などから細胞を採取・処理し、点滴または注射によって体内に戻します。
これらの細胞には、炎症を抑えたり、損傷した組織の修復を助ける働きがあります。
治療の流れ
- 一度診察を行い状態を確認したうえで、治療の適応の有無を判断
- 幹細胞の投与を行う
- 治療反応を確認
※採取・投与方法は症例によって異なります。
主な適応例
炎症性の腸疾患
椎間板疾患
慢性腎臓病
炎症が持続している疾患
- その他慢性炎症性疾患や加齢性疾患
※すべての症例で効果が得られるわけではありません。
PRP療法(多血小板血漿療法)
PRP療法とは、動物自身の血液から血小板を多く含む血漿成分(PRP)を抽出し、治療に用いる方法です。
血小板には、組織修復を促す「成長因子」が多く含まれており、それらを患部に届けることで、治癒を促進し炎症を抑える効果が期待されます。
治療の流れ
- 一度診察を行い状態を確認したうえで、治療の適応の有無を判断
- 関節や患部への注射、または点滴で投与
※比較的短時間で行える治療です。
主な適応例
関節炎、靭帯・腱の損傷
- 乾性角膜炎など
軽度〜中等度の運動器疾患
創傷治癒の促進
注意点・当院の考え方
効果には個体差があります
病気の進行度によっては十分な改善が得られない場合があります
あくまで補助的な治療になりますので、標準治療を行なっている(もしくは行なっていた)ことが前提となります
当院では、診察・検査結果をもとに、再生医療が本当に適しているかを慎重に判断し、
治療の目的・期待できる効果・限界について十分にご説明したうえで治療を行っています。
ご相談について
脂肪幹細胞療法・PRP療法が適応となるかどうかは、個々の状態によって異なります。
再生医療について詳しく知りたい方は、診察時にお気軽にご相談ください。
よく相談を受ける症状
- IBD(炎症生腸疾患)
- 慢性腎臓病
- 椎間板ヘルニア
- 免疫介在性溶血性貧血
- 慢性膵炎
- 乾性角結膜炎
- 前十字靭帯断裂
- 変形性間接症 など






